【夫をFIREさせる】3年間で1,400万円を作ったママ大家の不動産事業【購入者インタビューVol.19】
- ヤモリ

- 5月2日
- 読了時間: 8分
今回は、ヤモリの家庭教師の生徒であるねねさんから、育児と両立しゼロから不動産投資に挑戦し、物件購入・運用・売却を果たすまでの過程をお聞きしました。「時間がない」「お金が足りない」そんな中でも工夫を重ね、未来を切り開いてきたリアルな体験談をお届けします。
ねねさんもご自身のInstagramで活動を発信されているので、そちらもぜひご覧ください。
〈目次〉
YouTubeでも動画でわかりやすく解説していますので、ぜひチェックいただければと思います。
動画はこちら↓
育児と両立しながらゼロから挑戦。主婦投資家ねねさんの不動産ストーリー

きこり先生
今回は、長崎からお越しのねねさんをお招きしています。
ねねさんは、ヤモリ過程教師の0期生として入会されて、育児と両立しながら、ゼロから不動産投資をスタート。物件購入をされただけでなく、ヤモリファンドへの売却経験までお持ちなんですよね。
簡単に自己紹介をお願いします。
ねねさん
もともと「不動産をやりたい」という気持ちがあって、会社を辞めて専業主婦になりながら子育てと両立して、専業で不動産賃貸業を行っています。今は長崎市内に絞って活動しています。
子どもが二人いて、上の子が小学校1年生、下の子が2歳半です。 購入した物件としては、築58年の戸建て2戸と築45年の鉄骨アパートの3つで、戸建て2つはヤモリファンドに売却しました。 生まれは空港のある大村市というところなので、ゆくゆくはそのエリアで新築物件を買えたらと思っています。
きこり先生
ありがとうございます。となると、地元長崎の地縁を活かして戸建ての売却を絡めながら実績を積み上げてきたという感じでしょうか。
ねねさん
そうですね。ヤモリで購入する物件は地方の中でも都心から離れたものが多く、最初は「こんな場所を買うの?」と思う物件もありましたが、物件を貸す側の視点を学びながら徐々に吸収していきました。
きこり先生
まさに地方ならではの事業スキームですよね。
今日は、子育てと両立しながら取り組んできたねねさんの不動産事業についてさらに詳しく聞いていきます。

育児とともに歩んだ戸建て購入

きこり先生
実はねねさん、不動産を始めたのは妊娠中だったんですよね。
ねねさん
はい。下の子を妊娠中に「とにかく1軒買いたい」と思い、契約や手続きを急ぎました。
0歳児を抱っこして現地に行ったり、上の子の預け先を確保したり、毎日が綱渡りでした。
きこり先生
最初の物件では、融資に苦労されたと聞きました。
融資についても教えてください。
ねねさん
多くの金融機関から「築古だから融資は難しい」との理由で融資を断られましたが、リフォームローン(※)の存在を教えていただき、すぐに借りられる先を探して動きました。結果的に費用は回収できたので、踏み出してよかったなと思っています。
※リフォームローン:住宅のリフォーム(増改築、内装、外装、設備交換など)に利用できるローンのこと。
きこり先生
妊娠している途中で満室になったんでしたっけ?
ねねさん
客付は出産を挟んだので、満室までは少し時間がかかりました。
戸建てを売って購入にこぎつけた一棟鉄骨アパート

きこり先生
次に購入されたアパートはどんな物件だったんですか?
ねねさん
築45年、駐車場5台付きの木造アパートで、長崎市内では希少な物件でした。満室だったので中は見れませんでしたが、外観や住民の雰囲気から管理が行き届いていると感じて購入を決めました。
購入価格は1,200万円、融資は1,300万円で金利2.8%、15年ローンです。
信金さんからオーバーローンで融資いただけました。
指値をして1,000万円になりかけたんですが、実は駐車場が5台付いているということで、1,200万円での購入を呑んで着地しました。
きこり先生
物件を見つけた経緯も教えて下さい。
ねねさん
ポータルサイトで発見しました。
メールで問い合わせてみたものの返信がなく、「多分パソコンが使えないところだ」と思いすぐに電話したところ、仲介さんもその物件について全然知らないとのことで、「じゃあ見に行っていいですか?」とお伝えしました。
きこり先生
掲載している仲介さんが把握していなかったんですね。
ねねさん
満室だから中は見れないとのこでしたが、すぐに外を見に行って、次の日に子どもを連れて話を聞きに行きました。
きこり先生
満室の物件は投資用に作られているので物件価格が高い傾向にあり、ヤモリではおすすめしていませんが、今回のように地方で売り主さんが管理できなくなり売りに出ている場合はGOすることもあります。
ヤモリファンドへの戸建て売却
きこり先生
物件の運用を続けた後、ついに売却にも踏み切られたんですよね。
売却先にヤモリファンドを選ばれた理由は何だったのでしょうか。
ねねさん
はい、手元資金を作るためヤモリファンドへの売却を実施しました。
ヤモリファンドを売却先に選んだ理由は主に、(1)次の投資に進むために素早く資金を確保したかったこと、(2)市場よりも少し高く買ってもらえる可能性があることの2つです。
最初に融資で苦戦した経験もあり、次の投資に進むためには売却が必要だと考えるようになりました。正直、思い入れがあって迷いもありましたが、「前に進むには手放す覚悟が必要」と考えるようになりました。

きこり先生
実際、売却価格や取引には満足されましたか。
ねねさん
大満足でした。銀行員さんにも「こんなに高く売れたんですか!?」と驚かれるほどでした。しかも仲介手数料が不要で、手続きもすべてスムーズに進めていただいて、本当に感謝しています。信頼できる相手との直接取引だったので、不安なく進められました。
不動産を通じて見えた成長と、未来への展望
きこり先生
物件の売却を経て、ご自身の中で見える景色は変わりましたか。
ねねさん
はい、全く違ったものになりました。
通帳の残高が増えて実感が湧きましたし、決算書も堂々と見せられるようになり、純利益が前年比1400%アップになったのは自分でも驚きました。
きこり先生
これからはどんな目標を見据えているんでしょうか。
ねねさん
長崎では引き続き戸建てをコツコツ買い進めたいです。また、アパートやRC物件など規模の大きいものにも挑戦していきたいと思っています。
きこり先生
最後に、「子育てしながらでも不動産はできるのか」と悩んでいる方へメッセージをお願いします。
ねねさん
「できるよ!」と伝えたいです。育児中は本当に時間が限られますが、その中でも工夫して続けていけば必ず前に進めます。私も妊娠中に不動産を始め、「大変だけど、できないとは言いたくない」という思いがありました。時間は細切れでも、できることはあります。
子どもが寝ている間に調査をしたり、夜に書類をまとめたり。小さな時間でも積み重ねると大きな前進になりました。一歩踏み出す勇気を届けられたら嬉しいです。

ねねさんは、育児と両立しながらゼロから不動産投資をスタートし、物件購入・客付け・売却まで一歩ずつに実践されてきました。その裏には、限られた時間を工夫して活用する努力や、融資獲得・売却判断に至るまでの地道な学びと挑戦がありました。今後のさらなる成長も、またご紹介できればと思います。ご協力ありがとうございました。
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東京都出身、2011年に三菱商事株式会社入社。海外インフラ事業の開発プロジェクトに従事。4年間のチリ駐在を経て、不動産関連の新規事業立ち上げ。退社後は米不動産ユニコーン企業であるKnotelの日本代表を務め、2019年11月に株式会社ヤモリを創業。東大IPCの1st ROUNDに採択。三菱UFJ信託銀行などから10億円資金調達をして、日本初となる空き家賃貸ファンド組成へ向けて活動中。
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